FXはスワップ金利で長期投資も可能

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与信決済金融

FXは、短期的な取引での為替差益による利益の取得だけではなく、スワップ金利を利用した長期的な投資も可能という利点を持っています。スワップ金利とは、通貨ごとの金利差によって得られる金利差益のことです。例えば、日本円でオーストラリアドルを購入した場合、日本円の金利が0.5%で、オーストラリアドルの金利が3%だった場合、その金利差2.5%分の金利が毎日プラスされることになります。通貨ペアを適切に選べば、1万通貨の取引だけで1日に90円程度のスワップ金利を受け取ることも珍しくありません。

スワップ金利を効率的に得るには、従ってできるだけ金利差の大きな通貨ペアによる取引を行うことが重要になってきます。ここで日本のFX投資家が有利な点が一つあります。それは、日本の金利が長期的に非常に低い状態になっていることです。従って、日本円と主要各国のどの通貨を取引しても、殆どの場合でスワップ金利を得ることができるということです。

従って、あえて短期的な取引で為替差益を狙ってリスクを高くするよりも、レバレッジを下げてリスクを低くし、スワップ金利を目的として長期投資を行っても、FXならば利益を得ることができるのです。但し、一つ注意すべき点は、各国の金利は一定ではなく、変動することがあるという点です。そのため、長期投資をする場合、金利の変動に気を付けておく必要があります。しかし、金利の変動は予告されることが多いため、為替相場よりも対処しやすいというメリットもまります。

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