FXとはどういうもの？近年、CMなどでよく耳にするFXという言葉ですが、正式には外国為替証拠金取引といい、その英略（ForeigneXchange）の頭文字を取ってFXと呼ばれています。この取引は、その名の通り、外国の為替相場の変化によって損益が確定する取引であり、用意した証拠金を基に取引を行います。為替相場の変化による損益とは、ニュースでも報じられいる1ドル＝100円というものをイメージすると分かりやすいかと思いますが、それぞれの時間によって常に変化している外国通貨の価値を日本円に換金する際に利用し、価値の低い時に買って高い時に売ることで、利益を出すことを言います。例えば、値動きの激しいイギリスの通貨ポンドを1ポンド140円で10、000ポンド買うと140万円掛かります。

それを1ポンド160円の時に全部売ると160万円が入ってきます。この時の差額20万円が利益となります。また、日本語で「てこ」を意味するレバレッジをかけるとその利益が何倍にもなります。これは実際に用意した証拠金以上の取引ができること意味し、例えば先ほどのケースだと、10、000ポンド買うのに140万円が必要ですが、レバレッジを10倍に設定すると14万円でその取引ができることになります。

これにより少ない元手で多くの利益を出せるという魅力がありますが、逆に為替相場が不利に変動すると大きな損失を出すことになります。うまくリスクを回避し利益を出す事が、FXで儲ける基本的な考え方になります。